日本バイリーンと産総研がセシウムの新計測システムを開発

 日本バイリーン <3514> が朝方に3円高の582円まで買われたが、その後は市場全体の軟調もあり、マイナスに転じている。  同社と産業技術総合研究所の共同開発チームは7日、効率的に水中の放射性セシウムを計測できるシステムを開発したと発表している。  従来のシステムでは、セシウム濃度の測定は前処理過程に時間を要し、6時間から1週間程度が必要となっていた。今回のシステムでは不溶性セシウムと可溶性のセシウムを吸着できる2種類の不織布カートリッジを利用し、水中セシウムを吸着するプルシアンブルー色素を改良することで、約6時間かかった前処理を約8分に短縮したという。  このシステムにより、今後は多地点での継続的なモニタリングが可能になると期待されている。(編集担当:片岡利文)
日本バイリーンが朝方に3円高の582円まで買われたが、その後は市場全体の軟調もあり、マイナスに転じている。
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2014-04-08 10:30