<14日の注目銘柄> =ロート、RSTECH、クリヤマHDなど

▽ロート製薬 <4527>
19年3月期上期の連結業績は、売上高873億円(前年同期比11.2%増)、営業利益107億円(同23.7%増)。主力の「日本」は、高付加価値品の好調に加え、日やけ止め「スキンアクアトーンアップUVエッセンス」や色つきリップ「リップザカラー」など新製品が順調に推移。インバウンド需要も堅調な中、同社が肝硬変を対象に開発を進めている再生医療等製品候補の開発および販売に関するライセンス契約を9月に塩野義製薬 <4507> と締結したことも増収に寄与し、営業利益76.3億円(同19.0%増)で全体をけん引した。会社側はこの推移を踏まえ、通期の予想売上高を従来の1760億円から1833億円(前期比6.7%増)に、営業利益を195億円から214億円(同12.1%増)にそれぞれ引き上げている。
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▽RS Technologies <3445>
18年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結業績は、売上高186億円(前年同期比2.4倍)、営業利益39.7億円(同91.9%増)。ウェーハ事業の好調な推移に加え、北京工場(プライムウェーハ製造販売事業)稼働が収益に寄与。大幅な増収・増益を達成した。これを踏まえ会社側は、通期の業績予想について、売上高を従来の210億円から255億円(前期比2.3倍)に、営業利益を38.9億円から55億円(同78.8%増)にそれぞれ引き上げている。
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▽クリヤマホールディングス <3355>
18年12月31日を基準日として1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めることにより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的。同時に発表した18年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結業績は、売上高389億円(前年同期比7.6%増)、営業利益18.3億円(同10.8%増)で、営業利益の通期予想(前期比19.7%増の24億円)に対する進ちょく率は76.1%。
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▽シンクレイヤ <1724>
18年12月期第2四半期累計(4-9月)の連結業績は、売上高50.6億円(決算期変更のため増減比較はない)営業利益2億9800万円。FTTH(ファイバー・トゥ・ザ・ホーム)関連の受注が好調に推移する中、営業利益は通期予想の1億9000万円を超過した。これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高を従来の61億円から76億円に、営業利益を3億円に引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<14日の注目銘柄> =ロート、RSTECH、クリヤマHDなど
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2018-11-13 18:15