【今夜の注目材料】米10月消費者物価指数

 東京市場のドル/円は、米政権が輸入車への新たな関税適用を当面見送るとの報道を受けて114.00円に迫る場面もありましたが、日本株や中国株が不安定な動きとなる中で伸び悩む展開となり、113円台後半の小幅なレンジで推移しました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 11/14(水) 17:30 スウェーデン10月消費者物価指数 18:30☆英10月消費者物価指数 18:30 英10月小売物価指数 18:30 英10月卸売物価指数 19:00 ユーロ圏9月鉱工業生産 19:00 ユーロ圏7-9月期GDP・改定値 20:00 南ア9月小売売上高 22:30☆米10月消費者物価指数 23:00☆英臨時閣議(EU離脱草案を提示) 24:00 クオールズFRB副議長、議会証言 11/15(木) 08:00☆パウエル米FRB議長、講演 09:30☆豪10月雇用統計 ※☆は特に注目の材料  今夜発表予定の米10月消費者物価指数は前年比+2.5%が予想されており、前月(+2.3%)から伸びが加速する見込みとなっています。明朝のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言と合わせて、ドル高を後押しする材料になるか注目です。もっとも、米長期金利が上昇した場合の株価への影響も気になるところで、ドル/円については神経質な展開が続きそうです。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:113.400-114.400円) (執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、米政権が輸入車への新たな関税適用を当面見送るとの報道を受けて(イメージ写真提供:123RF)
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2018-11-14 16:45