<15日の注目銘柄> =関電化、チタン工、TYKなど

▽関東電化工業 <4047>  19年3月期上期の連結業績は、売上高264億円(前年同期比9.4%増)、営業利益49.6億円(同18.7%増)。半導体・液晶用特殊ガス類、電池材料の拡大で「精密化学品事業部門」が営業利益を44.4億円(同12.2%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を6.6億円超過した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高は従来の567億円から550億円(前期比7.2%増)に減額したが、営業利益を90億円から98億円(同8.3%増)に引き上げ、一転して増益を見込んでいる。         ◆ ▽チタン工業 <4098>  19年3月期上期の単体業績は、売上高37.6億円(前年同期比21.7%増)、営業損益は2億4600万円の黒字(前年同期は4400万円の赤字)。UVカット化粧品向け超微粒子酸化チタン、自動車搭載用電池向けチタン酸リチウム、および化粧品向け酸化鉄が好調に推移したことに加え、設備稼働率が上昇したことにより、営業利益は従来予想を1億8600万円超過した。これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高を従来の67億円から78億円(前期比19.3%増)に、営業利益を2億3000万円から5億1000万円(同6.8倍)にそれぞれ引き上げている。         ◆ ▽TYK <5363>  主力の鉄鋼向耐火物のほか、新素材関連商品の需要増で好調に推移した19年3月期上期の連結業績を踏まえ、通期の予想売上高を従来の237.5億円から255.9億円(前期比12.8%増)に、営業利益を26.5億円から31.8億円(同20.8%増)にそれぞれ引き上げている。         ◆ ▽フジコピアン <7957>  18年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結営業利益は4億5400万円(前年同期比2.1倍)で、通期予想の5億円(前期比39.7%増)に対する進ちょく率は90.8%。         ◆ ▽日本郵政 <6178>  19年3月期上期の連結業績を踏まえ、通期予想を上方修正。経常収益を従来の12兆3500億円から12兆4500億円(前期比3.6%減)に、経常利益を6600億円から7300億円(同20.3%減)にそれぞれ引き上げている。上期に、日本郵便におけるゆうパック・ゆうパケットの収益が拡大したこと、かんぽ生命保険 <7181> における資産運用収益が堅調に推移したこと等に加え、第3四半期(18年10-12月)以降の見通しも考慮した。         ◆ ▽アマダホールディングス <6113>  好調に推移した19年3月期上期の連結業績を踏まえ、通期の予想売上高を従来の3100億円から3300億円(前期比9.4%増)に、営業利益を405億円から430億円(同8.2%増)にそれぞれ引き上げている。同時に、上限100億円、1000万株(自己株式を除く発行済株式数の2.73%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年11月15日-19年3月15日。機動的な資本政策の遂行、資本効率の向上、株主還元の充実を図ることが目的。         ◆ ▽日本マイクロニクス <6871>  上限7億2000万円、100万株(自己株式を除く発行済株式数の2.57%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年11月15日-18年12月20日。株主への還元を充実、および経営環境の変化対応した機動的な資本政策の遂行のため。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <15日の注目銘柄> =関電化、チタン工、TYKなど
japan,company
2018-11-14 18:15