旭硝子は小幅安、ガラス基板の競争激化など懸念

 旭硝子 <5201> が小幅安。午前9時9分に9円安の581円まで売られたが、その後は下げ幅を縮小している。  8日付の日本経済新聞が同社の今12月期第1四半期業績について、売上高は前年同期比で1割増程度と見通したものの、営業利益が21%減の140億円程度となったと見通している。  液晶テレビ向けガラス基板の競争が激化し、プラズマディスプレー用ガラス基板も需要減に見舞われたことが影響。ロシアにおける建築用・自動車用ガラスの伸び悩みも要因となったもようだ。  ただし、通期予想は据え置きが予想されていることや、4月以降はスマートフォン向けカバーガラス拡販が期待されていることもあり、株価の下落幅は限定的となっている。(編集担当:片岡利文)
旭硝子が小幅安。午前9時9分に9円安の581円まで売られたが、その後は下げ幅を縮小している。
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2014-04-08 11:15