＜１９日の注目銘柄＞ ＝島精機、ミタチ産業、中可鍛

▽島精機 <6222> 　上限４０億円、１００万株（自己株式を除く発行済株式数の２．７４％）の自社株買いを実施すると発表。取得期間は１８年１１月１９日－１９年３月２２日。株主還元の充実、および資本効率の向上が目的。 　　　　　　　　◆ ▽ミタチ産業 <3321> 　１９年５月期上期および通期の連結業績予想を修正。上期は売上高を従来の１９０億円（前年同期比８．２％増）で据え置いたが、営業利益を５億円から６億５０００万円（同２９．０％減）に増額。通期は売上高を４００億円から３８０億円（前期比１０．１％減）に減額したが、営業利益を１０億５０００万円から１２億円（同１４．８％増）に引き上げている。上期は、自動車関連分野の半導体・電子部品・設備販売およびＥＭＳ（電子機器受託製造サービス）など全般的に堅調に推移したことがその要因。通期は、自動車関連分野は継続して堅調に推移するが、産業機器分野において設備投資の減速が予想以上にみられるようになり、工作機械向け組付け受注が減少する見込みとしている。 　　　　　　　　◆ ▽中央可鍛工業 <5607> 　豊田自動織機 <6201> 、および武山鋳造との資本提携に向けた検討を開始する旨決議したと発表。１９年１月末を目途に正式契約の締結を目指すとしている。同社はダクタイル鋳鉄品等の自動車用部品や産業用ロボット部品等を提供する可鍛事業を柱にしており、今回の資本提携により、豊田自動織機とは協業の可能性を検討し、持続的発展を目指して取り組む方針。また、鋳鉄製品仕入先である武山鋳造との連携強化により、粗材から加工までの一貫した開発・製造が可能となり、顧客ニーズへの迅速で的確な対応と高付加価値の提供が実現できるとしている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）