アビストは飲料用水素水の操業を開始、第二の収益源に育成

  アビスト <6087> (JQS)の割安さが目立ってきた。今2014年9月期の第1四半期決算は売上げ12億6500万円(前年同期は未公表)、営業利益2億4700万円(同)となった。9月通期の業績について、会社側は、2013年12月18日の株式上場の際に公表した売上高53億8500万円(前期比14.1%増)、営業利益6億6500万円(同2.2%増)の計画を据え置いた。   利益の停滞感から株価は調整モードに入っているが、これは設計開発技術者の要員増に伴い人件費が膨らむほか、水素水製造工場の稼働に係わる人件費や原材料費などを勘案。上場準備関連費用など販管費の増加も見込むことなどが要因で、あまり実態には即していない。   第1四半期の営業利益2億4700万円は、3月中間決算見通しの3億900万円の87%に達する。増額の確度はかなり高く、それが通期の業績増額への期待感を押し上げていくことになりそう。   主要顧客である自動車及び自動車部品関連業界では多くの企業で業績改善が進み、設計開発分野の技術者ニーズも高水準で推移している。今後はコア領域である自動車用ランプ、内装、ボデー設計、電装部品などの取組を積極化、コア領域の前9月期の売上げ比率57.3%を中期的には70%に引き上げる計画だ。付加価値の高い請負業務の比率アップも図る。   また、1月27日に、子会社アビストH&Fの熊本・菊池事業所で水素水製造工場が竣工し、操業を開始したと発表した。2月から飲料用水素水の一般消費者向け通信販売を開始している模様で、第2の収益源としての発展に期待が大きい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アビスト<6087>(JQS)の割安さが目立ってきた。今2014年9月期の第1四半期決算は売上げ12億6500万円(前年同期は未公表)、営業利益2億4700万円(同)となった。
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2014-04-08 12:00