<30日の注目銘柄> =デイトナ、ナデックス、スター精密など

▽デイトナ <7228>
18年12月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の81.7億円(前期比30.8%)で据え置いたが、営業利益を4.7億円から5.3億円(同44.1%増)に引き上げている。国内拠点卸売事業の連結子会社において、為替の安定推移により海外仕入商品の利益率が想定より上振れていることが主な要因。
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▽ナ・デックス <7435>
19年4月期上期の連結業績予想を修正。売上高は従来の169.9億円から167.9億円(前年同期比2.2%減)に減額したが、営業利益を5億円から8.8億円(同27.5%減)に引き上げている。「日本」において電子制御機器・部品の販売が想定を下回っているが、「日本」および「中国」おいて下期に見込んでいた自社製品の販売が前倒しになったこと。また、販管費について経費節減に努めたこと、および予定していたITシステムへの投資に一部遅延が生じたことなどがその要因。
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▽スター精密 <7718>
上限8億円、50万株(自己株式を除く発行済株式数の1.38%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年11月30日-18年12月20日。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するとともに、資本効率の向上、および株主還元の拡充を図ることが目的。取得した株式は全て18年12月28日に消却する予定。
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▽バナーズ <3011>
上限2億円、140万株(自己株式を除く発行済株式数の7.72%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年11月30日-19年5月31日。資本効率の向上と、機動的な資本政策の遂行を可能とするとともに、株主還元策の一環として行う。
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▽井関農機 <6310>
インド国内第2位の大手農機メーカーであるTAFE社と、インド亜大陸におけるTAFE社による同社製品の販売や中型トラクタの製造等を目的とした、技術・業務提携契約を締結したと発表した。同社はこれまで、世界最大のトラクタ市場であるインド国内において、TAFE社を通じて田植機の試験的な販売を行ってきたが、今般、インド市場に本格進出を図るにあたり、TAFE社と技術・業務提携を行うことで合意したという。
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▽アスクル <2678>
19年5月期11月度(10月21日-11月20日)の単体売上高は、前年同月比12.0%増の297億4000万円。主力の「BtoB事業」が同8.4%増の250億9100万円と、10月度の同0.4%減収から盛り返す中、「LOHACO」も同35.6%増収の46億4800万円と、10月度の同29.0%増収から伸び率を高めている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<30日の注目銘柄> =デイトナ、ナデックス、スター精密など
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2018-11-29 16:30