スギHD、今2月期は競争激化などで増収減益を予想
8日引け後、スギホールディングス <7649> が前2月期業績と今期の業績予想を発表した。
前期業績は、売上高が3652億円(前々期比6.3%増)、営業利益は201億300万円(同9.1%増)、純利益は128億2000万円(同1.5%増)で着地。積極的な新規出店及び改装・閉店などが寄与しており、従来計画から売上高は若干の未達となったが、営業利益は11億円超、純利益は15億円超の上積みとなった。
また、前期の期末配当は従来計画の16円から8円増配し24円となり、年間では40円(前々期は27円)とした。
一方、今期の業績予想は売上高が前期比6.5%増の3890億円と増益を見通すものの、営業利益は同0.5%減の200億円、純利益は同6.4%減の120億円と減益を予想。消費増税の影響や価格競争の激化、診療報酬改定に伴う薬価引き下げ、調剤報酬体系の大幅な改定などにより、先行きは不透明と見ている。
配当予想は、中間期、期末ともに20円の年間40円としており、前期水準を据え置いた。
スギHDの8日の株価は、75円安の4530円。(編集担当:片岡利文)
8日引け後、スギホールディングスが前2月期業績と今期の業績予想を発表した。
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2014-04-08 16:00