【株式市場】日銀の緩和継続を一時好感するが日経平均重く新規上場2銘柄は堅調
◆日経平均の終値は1万4606円88銭(201円97銭安)、TOPIXは1174・56ポイント(22.28ポイント安)、出来高概算(東証1部)は19億7014万株
8日後場の東京株式市場は、昼頃に日銀・金融政策決定会合で異次元の緩和を継続と伝えられたため、13時前に三井不動産 <8801> が一時堅調相場に転換し、三菱倉庫 <9301> は堅調転換したまま推移。ただ、朝鮮反騰のラジコン偵察機を巡る緊張ムードやウクライナでの新たな自治共和国創設の動きなどが不透明要因になり、日経平均は弱モミ合いを継続。
米国で6200億円の賠償金と伝えられた武田薬品工業 <4502> は一時急落。材料株物色の色彩が強く、インターネットイニシアティブ <3774> が引き続きウィンドウズXPのサポート終了をにらんだ思惑などから急反発、ステーキのブロンコビリー <3091> は豪州産牛肉の関税引き下げを材料に高値更新、データホライゾン <3628> (東マ)はNTTデータ <9613> との医療関連データベース事業を引き続き期待材料に2日連続ストップ高。
本日新規上場となった丸和運輸機関 <9090> (東2)は9時15分に売買が成立し、公開価格3400円に対し3100円で初値。高値は前場の3280円で、後場は2957円まで下げて終値は2977円。また、トレックス・セミコンダクター <6616> (JQS)も売り気配で始まり、9時21分に公開価格5000円に対し4480円で売買が成立し初値。高値は前場の4950円、安値も前場の7320円、終値は4600円。
東証1部の出来高概算は19億7014万株、売買代金は1兆9680億円。1部上場1802銘柄のうち、値上がり銘柄数は139(前引けは)175銘柄、値下がり銘柄数は1631(前引けは1573)銘柄。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
8日後場の東京株式市場は、昼頃に日銀・金融政策決定会合で異次元の緩和を継続と伝えられたため、13時前に三井不動産<8801>(東1)が一時堅調相場に転換し・・・。
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2014-04-08 16:15