<11日の注目銘柄> =竹本容器、Casa、泉州電業など

▽竹本容器 <4248>  18年12月31日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めるとともに、投資家層の拡大を図ることが目的。         ◆ ▽Casa <7196>  19年1月期第3四半期累計(18年2-10月)の単体業績は、売上高64.1億円(前年同期比3.0%増)、営業利益11.1億円(同34.4%増)。家賃の集金代行と保証サービスがセットになった「Casaダイレクト」、および集金代行に加えて孤独死に備えた保険サービスを付帯した「家主ダイレクト」の貢献により、大幅増益を達成。会社側は通期の営業利益予想12.5億円(前期比6.8%増)を据え置いたが、第4四半期(11月-19年1月)の営業利益は計算上1.4億円(前年同期比60.3%減)にとどまり保守的な印象。         ◆ ▽泉州電業 <9824>  18年10月期の連結業績は、売上高820億円(前期比9.4%増)、営業利益38.7億円(同20.8%増)。建設需要の緩やかな持ち直しや銅価格の上昇による増収効果要因に加え、民間設備投資向け電線の需要が底堅く推移する中、営業利益は従来予想を2.8億円超過した。19年10月期については、売上高850億円(前期比3.6%増)、営業利益41.2億円(同6.5%増)を見込んでいる。  なお、同社は同時に上限5億円、15万株(自己株式を除く発行済株式数の1.51%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年12月11日-19年4月30日。株主還元の充実と資本効率の向上、および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。         ◆ ▽シルバーライフ <9262>  19年7月期第1四半期(18年8-10月)の単体業績は、売上高19億400万円(前年同期比27.0%増)、営業利益2億200万円(同69.2%増)。主力の「FC加盟店」が売上高13億5500万円(同19.9%増)と好調に推移する中、「高齢者施設等」は売上高3億3900万円(同48.4%増)、「OEM」は売上高2億1100万円(同48.5%増)に拡大。上期予想に対する進ちょく率は売上高で51.5%、営業利益で63.1%となっている。         ◆ ▽日本エスコン <8892>  18年12月期の連結業績予想を修正、売上高は550億円から539億円(前期比20.5%増)に減額したが、営業利益を113億円から115億円(同63.3%増)に引き上げている。分譲マンションの引渡し戸数が計画比で若干減少するため売上高は微減額したが、収益不動産の販売による利益率の上昇が利益面の押し上げに働く見込み。同時に期末一括の配当予想を従来の26円から32円(前期は18円)に引き上げている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <11日の注目銘柄> =竹本容器、Casa、泉州電業など
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2018-12-10 17:45