<13日の注目銘柄> =理研グリン、アセンテック、ミサワなど

▽理研グリーン <9992>
18年10月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の119億円から120.2億円(前期は決算期変更で7カ月の変則決算のため増減比較はなし)に、営業利益を3.9億円から5.2億円にそれぞれ引き上げている。緑化関連薬剤・資材事業は、春先の好天により薬剤散布が順調だったことに加え、秋季も好天に恵まれ秋期用除草剤が順調に推移。産業用薬品事業は、剥離・コーティング剤の販売が順調だった。利益面は、自社独自品および高利益品目の販売増と原価低減策がその要因。
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▽アセンテック <3565>
単体売上高42.3億円(前年同期比39.8%増)、営業利益3.2億円(同41.1%増)と好調に推移した19年1月期第3四半期累計(18年2-10月)業績を踏まえ、通期予想を上方修正。売上高を従来の46億円から54億円(前期比24.8%増)に、営業利益を3億500万円から3億7500万円(同47.7%増)にそれぞれ引き上げている。テレワーク導入案件の増加や企業のサイバーセキュリティ対策需要の増加に伴い、仮想デスクトップビジネスの事業領域が想定を超えて堅調に推移したほか、仮想インフラおよびストレージの事業領域も先進のハイパーコンバージドインフラ製品の案件や、複数の国内大手クラウド事業者のITインフラの受注を継続的に獲得。システムエンジニア部門の体制強化でプロフェッショナルサービスも順調に売上を伸ばした。
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▽ミサワ <3169>
連結売上高75.8億円(前年同期比12.2%増)、営業利益3.5億円(同13.4倍)と好調に推移した19年1月期第3四半期累計(18年2-10月)業績を踏まえ、通期予想を上方修正。売上高を従来の98.3億円から101.5億円(前期比10.4%増)に、営業利益を2億500万円から3億1600万円(前期は8300万円の赤字)にそれぞれ引き上げている。売上高については、新商品の販売好調、および適正量の在庫を適時に確保できたことに加え、店舗の販売員の販売スキルの向上、並びにECサイトのリニューアル効果が主な要因。利益面は、増収効果に加え、粗利益額および粗利率が比較的大きい商品の販売に注力したこと、店舗および本部の業務効率の向上、経費の見直しによるコスト削減などが押し上げに働いた。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<13日の注目銘柄> =理研グリン、アセンテック、ミサワなど
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2018-12-12 17:45