【今日のドル円】自律反発の力とドル売り圧力の強さ見定め、FOMCにも注目
昨日は黒田日銀総裁の会見で円高が進んだ上、米長期金利低下に伴う全般的なドル安進行も重なり、ドル/円は大きく値を下げた。ただ、日銀の方については昨日にだいぶ材料消化が進んだと考えれば、継続的に円買いを推し進める材料になるかは疑問だ。主要国株価が安定すれば、20日移動平均線辺り(執筆時点:102.474円)までの戻りは期待できそうだ。
もちろん、主要国株価が軟調に推移したり、引き続き米長期金利が低下し、ドル売りが強まるようなら、ドル/円にも下押し圧力が掛かる。今夜発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容にも注目したい。自律反発の力よりもドル売りの圧力の方が強いかどうか、見定める必要があるだろう。昨日の安値101.549円を割り込んでしまうと、3月半ばにサポートラインとなった101.30円前後まで下値余地は拡大しよう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日は黒田日銀総裁の会見で円高が進んだ上、米長期金利低下に伴う全般的なドル安進行も重なり、ドル/円は大きく値を下げた。ただ、日銀の方については昨日にだいぶ材料消化が進んだと考えれば、継続的に円買いを推し進める材料になるかは疑問だ。主要国株価が安定すれば、20日移動平均線辺り(執筆時点:102.474円)までの戻りは期待できそうだ。
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2014-04-09 09:45