日経平均は小幅4日続伸、サカイオーべが高値更新=長島和弘
■今日の動きから
12月20日の東京株式市場、日経平均株価は11円20銭高の1万5870円42銭と小幅ながら4営業日続伸。米国株が連日最高値と買われ、3連休控えで利益確定売りに押される場面もあったが、引けにかけて買い直されました。日経225採用で値上り銘柄数は84、値下り銘柄数は118、変わらずは23。東証1部上場値上り574銘柄、値下り1059銘柄、変わらず142。全33業種中空運を除く18業種が値上り。TOPIXも4営業日ぶりに反落。マザーズも4営業日ぶりに反落。東証REITは反発となりました。
日経平均採用銘柄では、寄与度の高いファーストリテ <9983> が4連騰となったほか、インドネシアで海底ネットワークシステム「ジャカトゥラデマ」の高速化を実現したと発表した富士通 <6702> が連日高値。円安を享受できるマツダ <7261> が500円台乗せで高値を更新するなどした。
東証1部市場では、東レから炭素繊維の受託生産が増加するとの期待感を背景にサカイオーベ <3408> が値上り率トップで年初来の高値更新となるなど、低位材料株を物色する動きが強まった。
全般は外部環境次第の面はあるが、材料性のある銘柄を物色する動きが強まっており、物色の矛先が変わるにせよ年末ラリーが期待されよう。(執筆者:長島和弘)
全般は外部環境次第の面はあるが、材料性のある銘柄を物色する動きが強まっており、物色の矛先が変わるにせよ年末ラリーが期待されよう。
economic
2013-12-20 16:45