ファミリーMが年初来安値、今期の設備投資負担など懸念
ファミリーマート <8028> が大幅安。午前10時40分に345円安(7.9%安)の4025円まで売られ、3月25日に付けた年初来安値4250円を割り込んでいる。
同社は8日引け後に、前14年2月期決算と今期予想を発表。連続での最終減益計画などが嫌気された。
前期業績は、営業総収入が前々期比3.4%増の3456億300万円、営業利益は同0.5%増の433億1000万円となったが、純利益は同9.6%減の226億1100万円で着地した。
一方、今期予想は、営業総収入が3863億円(前期比11.8%増)と2ケタ増収を見通し、営業利益は460億円(同6.2%増)を計画しているものの、純利益は200億円(同11.5%減)と連続での大幅減益を見通している。
今期は駅ナカやドラッグストア・調剤薬局など幅広い業態への出店を加速するほか、既存店では大規模な売場改革を計画しており、投資負担増が減益要因と見られる。ただし、同社は持分法適用会社である韓国子会社の全株式売却を予定しており、この売却益が織り込まれれば、業績の大幅改善につながるとの見方もある。(編集担当:片岡利文)
ファミリーマーが大幅安。午前10時40分に345円安(7.9%安)の4025円まで売られ、3月25日に付けた年初来安値4250円を割り込んでいる。
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2014-04-09 10:45