日経平均は大幅4日続落、トヨタが安値更新=長島和弘
■今日の動きから
4月9日の東京株式市場、日経平均株価は307円19銭安の1万4299円69銭と大幅4営業日続落となりました。追加金融緩和期待が後退、円高推移を嫌気し、主力株を中心に売り優勢の展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は10、値下り銘柄数は214、変わらずは1。東証1部上場値上り116銘柄、値下り1642銘柄、変わらず45。全33業種が値下り。TOPIXも4営業日続落。マザーズは5営業日続落。東証REITは続落となりました。
日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いソフトバンク <9984> が上昇したものの、続く銘柄はなく方向感に乏しい展開となりました。
東証1部市場では、年初来の高値を更新した銘柄が8に対し、トヨタ <7203> が、3月20日につけた年初来の安値を更新したのをはじめ、同安値を更新した銘柄は170を超え調整色を色濃くしました。
3月20日安値を下回った銘柄が多く値ごろ感が出始める可能性もあり、ここから突っ込み警戒感からリバウンドの動きが見られるか注目されよう。(執筆者:長島和弘)
3月20日安値を下回った銘柄が多く値ごろ感が出始める可能性もあり、ここから突っ込み警戒感からリバウンドの動きが見られるか注目されよう。
economic
2014-04-09 16:45