日本を代表する銘柄で上値余地が大きい銘柄は=金山敏之

 本日の日本経済新聞の朝刊では、2014年3月期に過去最高を見込む業績とは対照的に株式市場で最大の時価総額を誇るトヨタ自動車 <7203> の株価の緩慢さが際立つと紹介しています。直近の高値(6,760円)を付けたのは昨年5月でもう一年近くも足踏みが続き、日経平均と比べてもパフォーマンスの悪さが鮮明になってきたと取り上げています。市場ではトヨタ固有の理由というより日本を代表する銘柄として売られており、トヨタ株の停滞は起爆剤を欠く日本株を象徴しているとのことです。  こうしたなか今回はトヨタをはじめとする日本を代表する企業といえるTOPIXコア30銘柄を対象に足元の株価と目標株価コンセンサスを改めて比較してみました。その結果をみるとなかには目標株価コンセンサスが足元の株価を下回っているものや、目標株価コンセンサスと足元の株価のかい離が小さいものも一部にみられます。しかし、多くの銘柄で目標株価コンセンサスが足元の株価を大きく上回っており、日本を代表する主力銘柄への期待は引き続き高いといえそうです。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はトヨタをはじめとする日本を代表する企業といえるTOPIXコア30銘柄を対象に足元の株価と目標株価コンセンサスを改めて比較してみました。その結果をみるとなかには目標株価コンセンサスが足元の株価を下回っているものや、目標株価コンセンサスと足元の株価のかい離が小さいものも一部にみられます。
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2014-04-09 17:30