中国が建設請負の道路をコートジボワールで完成、現地政府が「仕事ぶり」を高評価=中国報道

 中国企業が建設を請け負っていた、アフリカ・コートジボワールの道路建設プロジェクトが完成し、7日に現地政府に引き渡された。中国メディア・新華網が8日付で報じた。  現地政府に引き渡されたのは、同国の経済中心地・アビジャンから750キロメートル離れた地域に建設された130号線道路。隣国・マリへとつながる重要な道とされる。  このプロジェクトは1990年代初めに西アフリカ経済一体化計画の一部としてスタートしたが、時局の変化により工事はたびたび中断。その都度プロジェクト契約内容の変更も余儀なくされてきた。政局が安定した2012年2月に130号線道路プロジェクトが再開し、13年末に全線舗装道路による開通が実現した。  記事は、引き渡しセレモニーに出席した現地政府関係者が「施工業者が契約を遵守し、16年かかったプロジェクトを完成させてくれた」とコメントしたことを紹介。  請負企業の中国海外工程有限責任公司が建設工事のなかで現地従業員の育成や、積極的な社会的責任の履行を通じて現地の政府、住民に認められたと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国企業が建設を請け負っていた、アフリカ・コートジボワールの道路建設プロジェクトが完成し、7日に現地政府に引き渡された。中国メディア・新華網が8日付で報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-04-09 17:45