<31日の注目銘柄> =アンリツ、アドバンテス、日立建機など

▽アンリツ <6754>
19年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正。売上収益を従来の920億円から980億円(前期比14.0%増)に、営業利益を70億円から110億円(同2.2倍)にそれぞれ引き上げている。主力の「計測事業」において、5G(次世代通信方式)関連のモバイル市場向け開発用計測器需要が拡大基調で推移する中、特に北米・アジア地域で5Gのチップセットおよび携帯端末の初期開発投資需要が計画を上回る見込みとなった。19年3月期第3四半期累計(18年4-12月)は、売上収益711億円(前年同期比14.2%増)、営業利益77.2億円(同2.9倍)で、営業利益は従来の通期予想を超過している。
◆
▽アドバンテスト <6857>
19年3月期第3四半期累計(18年4-12月)の連結業績(IFRS)は、売上高2185億円(前年同期比56.9%増)、営業利益545億円(同5.1倍)で、営業利益は従来の通期予想530億円を超過した。データセンターやスマートフォン、ディスプレイ、カーエレクトロニクスなどの電子機器の性能向上が一段と進み、それら機器に組み込まれる半導体が高性能化し、搭載数量も増加する中、半導体試験装置市場では想定を超えた力強い需要が継続。主力の「半導体・部品テストシステム事業」がセグメント利益を511億円(同3.6倍)に伸ばして全体をけん引した。これを踏まえ会社側は、通期の営業利益予想を530億円から630億円(前期比2.6倍)に引き上げている。
◆
▽日立建機 <6305>
19年3月期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の910億円から1000億円(前期比6.9%増)に上方修正。
◆
▽西日本旅客鉄道 <9021>
19年3月期第3四半期累計(18年4-12月)の連結営業利益は1797億円(前年同期比2.6%増)で、通期予想の1875億円(前期比2.0%減)に対する進ちょく率は95.9%。
◆
▽ヤマトホールディング <9064>
19年3月期第3四半期累計(18年4-12月)の連結営業利益は743億円(前年同期比2.3倍)。
◆
▽M&Aキャピタルパートナーズ <6080>
19年9月期第1四半期(18年10-12月)の連結営業利益は19.6億円(前年同期比89.4%増)で、通期予想の39.0億円(前期比23.2%増)に対する進ちょく率は50.2%。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<31日の注目銘柄> =アンリツ、アドバンテス、日立建機など
japan,company
2019-01-30 18:00