日経平均は184円高と急反発スタート、富士通やLIXILGが強い
10日の日経平均株価寄り付きは184円85銭高の1万4484円54銭となり、その後に上げ幅は200円を超えた。
前日のNYダウが181ドル高と続伸。また、為替市場ではドルが102円前後となり、円高進行が一服したことで、日本株にも好感された。日経平均は前日まで4日続落となり、昨日の終値で1万4300円を割り込んだことから、値ごろ感も出たもようだ。
個別では、前2月期の業績予想を増額した竹内製作所 <6432> や、前3月期営業益が5割増益と報じられた横河電機 <6841> が買い気配でスタート。前3月期の業績予想と配当予想を上方修正したキムラユニティー <9368> も買い気配となっている。
また、一部紙にニフティ <3828> 株を売却すると報じられた富士通 <6702> が急騰しているほか、前3月期経常利益が最高益更新と観測されたLIXILグループ <5938> 、前3月期経常利益が2倍増と観測された藤井産業 <9906> などが急伸した。
一方、今8月期を減益予想に修正したサイゼリヤ <7581> が売り先行となり、今2月期の2ケタ増収増益と2円増配を計画した東京個別指導学院 <4745> 、今2月期の2期連続での最高益更新を見通したエービーシー・マート <2670> などが急落している。
きょうの決算発表は、取引終了後にファーストリテイリング <9983> が2月中間期決算、ローソン <2651> やJ.フロント リテイリング <3086> 、イオン <8267> が前2月期本決算の発表を予定している。(編集担当:片岡利文)
10日の日経平均株価寄り付きは184円85銭高の1万4484円54銭となり、その後に上げ幅は200円を超えた。
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2014-04-10 08:30