【今日のドル円】ドル売りの流れと株高の追い風、主要国株価動向にも注目

 昨日のドル/円は8日の大きな下げに対する戻りこそみられたが、102.10円台で頭を押さえられるなど上伸力に欠ける様子を見せた。ただ、米FOMC議事録を受けた全般的なドル売りの流れの中でも8日の安値(101.549円)を割り込むことなく推移し、今朝の東京市場では102円台を回復するなど底堅い様子もまた見せている。  為替市場が全般的にはドル売りの流れである一方、米FOMC議事録を受けて株高が進んでいることがクロス円の追い風となっており、ドル/円の下値も同時に支える、という構図になったようだ。  本日もドルの流れ及び主要国株価の動向が、引き続きドル/円の方向感を決定づける鍵となろう。株高・円売りが強いようならば20日移動平均線(執筆時点:102.493円)付近までの戻りもあり得るが、ドル売りがより強いようならば8日安値まで下げることも想定しておきたい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は8日の大きな下げに対する戻りこそみられたが、102.10円台で頭を押さえられるなど上伸力に欠ける様子を見せた。ただ、米FOMC議事録を受けた全般的なドル売りの流れの中でも8日の安値(101.549円)を割り込むことなく推移し、今朝の東京市場では102円台を回復するなど底堅い様子もまた見せている。
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2014-04-10 10:00