日経平均は横ばい、低位材料株を物色へ=長島和弘

■今日の動きから  4月10日の東京株式市場、日経平均株価は0円43銭高の1万4300円12銭とほぼ横ばいとなりました。米国株大幅続伸を好感し、213円上昇する場面もありましたが、中国の3月の貿易統計で、輸出が前年同月に比べ6.6%減少したことを嫌気し、一時下げに転じるなど上値の重い動きとなりました。日経225採用で値上り銘柄数は101、値下り銘柄数は2104、変わらずは20。東証1部上場値上り780銘柄、値下り833銘柄、変わらず190。全33業種中が17業種が値上り。TOPIXは5営業日続落。マザーズは6営業日続落。東証REITは3営業日ぶりに反発となりました。  日経平均採用銘柄では、トヨタ <7203> が前場から安値更新と値を消したほか、ソフトバンク <9984> が下げに転じるなどしました。  東証1部市場では、プリマハム <2281> が年初来の高値を更新するなどしており、主力株に見切りをつけ低位の材料株を物色する流れが強まる可能性もありそうだ。(執筆者:長島和弘)
日経平均採用銘柄では、トヨタが前場から安値更新と値を消したほか、ソフトバンクが下げに転じるなどしました。
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2014-04-10 15:30