<6日の注目銘柄> =丹青社、シルバライフ、フジコーポなど

▽丹青社 <9743>
19年1月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の819億円から826億円(前期比9.9%増)に、営業利益を44億円から50億円(同9.0%増)にそれぞれ引き上げ、一転して増益を見込んでいる。売上高は、良好な市場環境を背景に商業その他施設事業およびチェーンストア事業で堅調に推移したことが要因。利益面は、想定していたコスト上昇リスクが顕在化しなかったことが押し上げに働いた。
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▽シルバーライフ <9262>
19年7月期上期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の37億円から37億9100万円(前年同期比23.1%増)に、営業利益を3億2000万円から4億3300万円(同61.6%増)にそれぞれ引き上げている。売上高が想定を若干上回る中、自社工場での作業工程の効率化等による売上総利益率の改善や、配送回数の変更による運賃比率の上昇抑制が利益の押し上げに働いた。
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▽フジ・コーポレーション <7605>
19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の単体業績は、売上高131億円(前年同期比6.2%増)、営業利益19.7億円(同18.8%増)。北海道を除き全国的に平年に比べ降雪は少なかったが、前年の大雪の影響もあり、冬季商材の売上が順調に推移した。会社側が上期の営業利益予想23.1億円(同5.7%増)を据え置いたことで、第2四半期(2-4月)の営業利益予想は計算上3.4億円(同35.7%減)にとどまる。
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▽ジンズ <3046>
19年8月期2月度の国内直営アイウエア専門ショップの売上高(速報)は、既存店が前年同月比6.9%増で、全店は同9.1%増と順調に推移。前年12月より続いていたスリムエアフレームなど人気の高い商品の欠品が解消された他、前年と比べ花粉の飛散が早まったことから、新モデルの「JINS 花粉 CUT MOIST」、「JINS 花粉 CUT KIDS」をはじめとした花粉対策用商品が好調に推移した。
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▽ギフト <9279>
19年10月期2月度の国内直営店売上高(速報)は、既存店が前年同月比0.7%増で、全店は同42.0%増。店舗数が63店舗(前年同月は44店舗)に増加する中、気温が概ね平年通り推移し、晴天にも恵まれたことにより、全店売上高は大幅に増加した。
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▽トレックス・セミコンダクター <6616>
上限8億円、60万株(自己株式を除く発行済株式数の5.20%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年3月6日-19年8月30日。株主への利益還元と、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<6日の注目銘柄> =丹青社、シルバライフ、フジコーポなど
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2019-03-05 17:30