<12日の注目銘柄> =ファーマF、サトウ食品、大盛工など

▽ファーマフーズ <2929>  19年7月期上期の連結売上高予想を従来の51億円から51億8800万円(前年同期比41.2%増)に、営業損益を9億7000万円の赤字から2億8800万円の赤字(前年同期は8億6200万円の赤字)にそれぞれ上方修正。通期については、売上高は101億円(前期比27.2%増)で据え置いたが、営業利益を3億9000万円から5億1000万円(同72.0%増)に引き上げている。  「バイオメディカル事業」で、田辺三菱製薬 <4508> と自己免疫疾患治療を目指した抗体医薬に関する共同研究を進める中、契約一時金を得たこと、および「機能性素材事業」において、主力の「GABA(ギャバ)」等の売上が想定を上回るペースで推移していること、加えて「通信販売事業」で顧客全体の購入単価の上昇と継続率の改善に成功したことが主な要因。          ◆ ▽サトウ食品工業 <2923>  19年4月期第3四半期累計(18年5月-19年1月)の連結業績は、売上高337億円(前年同期比5.3%増)、営業利益15億6800万円(同38.1%増)。「包装餅製品」が売上高180億円(同3.3%増)と順調に推移する中、「包装米飯製品」が売上高を157億円(同7.8%増)に伸ばして全体をけん引した。会社側は通期の連結営業利益予想10億5000万円(前期比23.7%増)を据え置いたが、第4四半期(2-4月)の営業損益予想は計算上5億1800万円の赤字(前年同期は2億8600万円の赤字)となり保守的な印象。          ◆ ▽大盛工業 <1844>  19年7月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の25.9億円から28.8億円(前期比71.2%増)に、営業利益を1.7億円から2.3億円(同20.1%増)にそれぞれ引き上げ、一転して増益を見込んでいる。建設事業における工事の進ちょくが予定より進んだことが主な要因。          ◆ ▽ホクト <1379>  19年3月期2月の月次売上(速報)は、43億1900万円で前年同月比3.1%減。ただ、計画の41億6400万円を3.7%上回っている。          ◆ ▽オーテック <1736>  19年3月期の期末一括配当予想を従来の50円から65円(前期は50円)に引き上げている。                   ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <12日の注目銘柄> =ファーマF、サトウ食品、大盛工など
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2019-03-11 17:15