<15日の注目銘柄> =英和、ギフト、小松ウオールなど

▽英和 <9857>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の355億円から360億円(前期比4.8%増)に、営業利益を12億円から14億円(前期比31.6%増)にそれぞれ引き上げている。社会インフラや民間企業において、老朽化した設備の効率化投資、生産性向上、安全性向上につながる設備投資需要が活発で、工業用計測制御機器や産業機械の販売が堅調に推移していることが主な要因。同時に、期末の配当予想を21円から27円に引き上げ、年間32円(前期は26円)配当としている。
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▽ギフト <9279>
19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結業績は、売上高20億8400万円(前年同期は四半期連結財務諸表を作成していないため増減比較はなし)、営業利益2億9700万円で、営業利益の上期予想(4億4000万円)に対する進ちょく率は67.5%に達している。同時に、期末一括の配当予想を従来の20円から25円(前期は18円)に増額。
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▽小松ウオール工業 <7949>
19年3月期第3四半期累計(18年4-12月)の単体業績は、売上高240億円(前年同期比5.9%増)、営業利益17.3億円(同45.8%増)。官公庁向けは公共施設の売上が堅調に推移し、民間向けはオフィス、工場を中心に好調に推移。品目別の売上高は、主力の「可動間仕切」が13.2%増収、「移動間仕切」が16.0%増収となって全体をけん引した。会社側は通期の予想営業利益26億円(前期比12.9%増)を据え置いたが、第4四半期の営業利益は計算上8.7億円(前年同期比21.9%減)となり保守的な印象。
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▽スパークスG <8739>
19年3月22日付けで、東証JASDAQから東証1部へ市場変更されると発表。
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▽キッツ <6498>
上限22億円、250万株(自己株式を除く発行済株式数の2.62%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年3月19日-19年9月18日。資本効率の向上、および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実施、並びに株主への利益還元が目的。
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▽三井ハイテック <6966>
上限5億円、40万株(自己株式を除く発行済株式数の1.06%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年3月15日-19年4月12日。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることが目的。19年1月期の連結営業利益は4億9900万円(前期比76.7%減)で従来予想を1億9900万円超過し、20年1月期は7億円(前期比40.1%増)の営業利益を見込んでいる。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<15日の注目銘柄> =英和、ギフト、小松ウオールなど
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2019-03-14 17:00