ローソンが堅調、今2月期の増収増益計画を好感

 ローソン <2651> が急反発。ほとんど主力銘柄が大幅安するなかで、午前9時5分に140円高(2.0%高)の7100円まで上昇している。  同社は10日引け後に今2月期の業績予想を発表した。  今期は営業総収入が前期比2.6%増の4980億円、営業利益は同10.1%増の750億円、純利益は同2.5%増の389億円を計画。消費増税による駆け込み需要の反動減が予想されるなかで、増収増益を計画している。  ただし、国内企業における有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却の方法を定率法から定額法に変更するため、従来の方法と比較し営業利益は50億円増加しているという。  同社の前2月期業績は、営業総収入が4852億4700万円(前々期比0.5%減)、営業利益は681億2600万円(同2.8%増)、純利益は379億6500万円(同14.4%増)で着地した。  主力のコンビニエンスストア事業における商品別売上高では、挽きたて・淹れたてコーヒーの好調などでファストフードが前期比で10%近い伸びを示したものの、加工食品はほぼ前々期と同水準となり、非食品は1.9%の売上減となった。また、収益性を重視した店舗開発に努め、コンビニエンスストア事業の期末のグループ店舗数は前々期末から361店舗増加し、1万1337店となっている。(編集担当:片岡利文)
ローソンが急反発。ほとんど主力銘柄が大幅安するなかで、午前9時5分に140円高(2.0%高)の7100円まで上昇している。
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2014-04-11 08:30