ファーストリテは安値更新、通期利益予想の引き下げを嫌気
ファーストリテイリング <9983> は急落し、2月17日の年初来安値を割り込んだ。午前9時39分には2990円安(8.14%安)の3万3720円を付け、日経平均採用銘柄で値下がり率トップ。日経平均マイナス寄与度も100円を超えた。
10日引け後に発表した14年8月期利益予想の下方修正がネガティブサプライズになった。売上高は1兆3220億円から1兆3700億円(前期比19.9%増)に引き上げたが、営業利益を1560億円から1455億円(同9.5%増)に減額。純利益は920億円から880億円(同2.6%減)と、減益予想に転じた。
2月中間期の売上高は前年同期比24.3%増の7643億4900万円、営業利益は同6.8%増の1032億400万円、純利益は同1.4%減の645億5700万円だった。国内ユニクロ事業では、売上高総利益率が改善した一方、人件費や広告宣伝費などの増加を背景に、売上高販管費比率は上昇した。(編集担当:宮川子平)
ファーストリテイリングは急落し、2月17日の年初来安値を割り込んだ。
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2014-04-11 09:45