【今夜の注目材料】米1月貿易収支

 東京市場のドル/円は、スポット取引の応答日が年度末(3月29日)にあたる事もあって売買が交錯。110.50円台を挟んだ15銭程度の非常に狭いレンジでこう着しました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 3/27(水) 17:00☆ドラギECB総裁、講演 17:00 ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演 17:30 ビスコ・イタリア中銀総裁、講演 17:45 プラートECB専務理事、講演 19:00 ラウテンシュレーガーECB専務理事、講演 19:45 デギンドスECB副総裁、講演 21:30 カナダ1月貿易収支 21:30☆米1月貿易収支 22:30 メルシュECB専務理事、講演 23:00 米10-12月期経常収支 23:30 EIA週間原油在庫統計 26:00 米5年債入札(410億ドル) 26:30 ビルロワ仏中銀総裁、講演 -----☆英下院、離脱代替案投票 3/28(木) 08:00 ジョージ米カンザスシティ連銀総裁、講演 ※☆は特に注目の材料  世界経済の減速懸念が和らいだ格好で、ドル/円も110円台後半まで持ち直しています。ただ、米景気後退懸念の引き金となった3カ月物と10年物の米国債金利が逆転する「逆イールド」は依然として解消されていません。ドル/円は、次の材料を待つ間の踊り場的な値位置と見られます。本日はスポット取引の応答日が3月末にあたる「スポ末」につき、ロンドン・フィキシング(25:00)の前後などでの不規則変動にも注意したいところです。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:109.900-110.900円) (執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、スポット取引の応答日が年度末(3月29日)にあたる事もあって売買が交錯。(イメージ写真提供:123RF)
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2019-03-27 17:00