<29日の注目銘柄> =医学生物、JCRファマ、アスカなど

▽医学生物学研究所 <4557>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の76億円から81億円(前期比14.5%増)に、営業利益を2億3000万円から4億円(同3.3倍)にそれぞれ引き上げている。国内市場において、今期発売・保険収載された体外診断用医薬品2品目が好調であること、また海外市場で、中国子会社MBLBによる中国臨床検査薬メーカーへの企業向けマテリアルが計画よりも順調に推移していることが主な要因。
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▽JCRファーマ <4552>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の219億円から230億円(前期比11.7%増)に、営業利益を42億9000万円から49億円(同29.5%増)にそれぞれ引き上げている。主力のヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」、腎性貧血治療薬「エポエチンアルファBS注JCR」、および再生医療等製品「テムセルHS注」が想定を超えて推移し、契約金収入も予想を上回ることとなった。
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▽アスカ <7227>
19年11月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の159億円から163億円(前年同期比19.2%増)に、経常利益を5億5000万円から8億円(同62.3%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を309億円から317億円(前期比14.6%増)に、経常利益を12億円から14億円(同26.1%増)に引き上げている。「自動車部品事業」において、国内ではトヨタ系の、海外では三菱系の売上が想定を上回っていること、また、外貨建て債務に係る為替差損が想定より減少する見通しにあることが主な要因。19年11月期第1四半期(18年12月-19年2月)は、売上高80億5600万円(前年同期比11.9%増)、経常利益4億3200万円(同65.2%増)と好調に推移した。
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▽前田工繊 <7821>
19年9月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の188億円から191億円(前年同期比11.9%増)に、営業利益を26億3000万円から27億5000万円(同13.7%増)にそれぞれ引き上げている。子会社のBBSジャパンにおいて、アルミ鍛造ホイールの自動車メーカー向けOEM供給やアフター市場向け製品が国内外で好調に推移したほか、BBSジャパンのドイツ子会社の業績が伸長したことが主な要因。
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▽トランザクション <7818>
19年8月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の80億3400万円から81億4400万円(前年同期比5.8%増)に、営業利益を9億100万円から10億4200万円(同23.2%増)にそれぞれ引き上げている。「エコプロダクツ」における主力のエコバッグやタンブラー・サーモボトルの伸長、「ライフスタイルプロダクツ」におけるエンタテイメント業界の顧客増、「ウェルネスプロダクツ」における取扱い製品の拡充などがその要因。
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▽ネットマーケティング <6175>
19年4月4日付けで、東証2部から東証1部へ市場変更されると発表。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<29日の注目銘柄> =医学生物、JCRファマ、アスカなど
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2019-03-29 09:45