<1日の注目銘柄> =トーエネク、サノヤスHD、三益半導など

▽トーエネック <1946>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の2080億円から2200億円(前期比6.2%増)に、営業利益を80億円から108億円(同20.0%増)にそれぞれ引き上げている。屋内線工事、空調管工事など、一般得意先向け工事の受注増で完成工事高が増加したこと、および工事粗利率が改善したことが主な要因。
◆
▽サノヤスホールディングス <7022>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の460億円から480億円(前期比1.1%増)に、営業損益を8億円の赤字から10億円の黒字(前年同期は31億6000万円の赤字)にそれぞれ引き上げている。「造船事業」では、鋼材価格の高騰等があったが、間接部門のスリム化、未ヘッジ外貨の円換算に用いる為替レートが想定を大幅に超えて円安に進み、「M&T事業」では、建設工事用エレベーターのレンタル稼働と化粧品製造装置の売上が伸長した。
◆
▽三益半導体 <8155>
19年5月期第3四半期累計(18年6月-19年2月)の単体業績は売上高718億4000万円(前年同期比32.0%増)、営業利益45億2400万円(同24.2%増)。300ミリメートルウエハーを中心に堅調な生産が継続し、「半導体事業部」が売上高を347億1600万円(同50.0%増)に伸ばして全体をけん引した。
◆
▽サーバーW <4434>
19年2月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の44億4300万円から44億7700万円(前期比46.0%増)に、営業利益を2億6200万円から3億3500万円(同6.3倍)にそれぞれ引き上げている。売上高は、事業の核となる「リセール」および「MSP(Managed Service Provider)」が予想を上回って堅調に推移したことがその要因。利益面は、プロジェクトマネジメント強化による採算性改善、および不採算案件の抑制、販管費の抑制が奏功した。
◆
▽トライステージ <2178>
19年2月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の532億1400万円から538億4300万円(前期比3.5%減)に、営業利益を6億5800万円から8億900万円(同21.6%減)にそれぞれ引き上げている。売上高は、テレビ事業(個別業績)において顧客企業のメディア出稿意欲が見通しを上回ったこと、およびDM事業においてダイレクトメール取扱通数が引き続き伸長したこと、またWEB事業において顧客企業の開拓が順調に進んだこと等がその要因。利益面は、テレビ事業において収益性が更に改善したことや、WEB事業における先行投資費用の一部削減等が押し上げに働いた。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<1日の注目銘柄> =トーエネク、サノヤスHD、三益半導など
japan,company
2019-03-29 18:15