<5日の注目銘柄> =瑞光、レノバ、トーセなど

▽瑞光 <6279>
19年2月期の連結業績は、売上高264億2400万円(前期比19.6%増)、営業利益20億7700万円(同3.1倍)と、従来予想を売上高で11億7400万円、営業利益で2億2700万円、それぞれ超過した。一部の製造機械における仕様変更への対応などを起因に遅れていた生産工程の改善が進んだ一方、ユニット生産、部品販売なども堅調に推移したことが主な要因。続く20年2月期は豊富な受注残高を背景に、売上高285億円(前期比7.9%増)、営業利益22億2500万円(同7.1%増)を計画している。
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▽レノバ <9519>
19年3月期の連結売上高予想を従来の136億円から140億円(決算期変更で10カ月の変則決算のため増減比較はなし)に、営業利益を43億円から50億円にそれぞれ引き上げている。従来予想において、徳島津田バイオマス発電事業に出資参画をする共同スポンサーの一部から追加的な事業開発報酬の計上を公表していたが、19年3月に確定した開発報酬の金額が従来予想を上回ったこと、また再生可能エネルギー発電事業において、発電所の想定外の停止や事故等がなく、発電量が順調に推移したことが主な要因。19年3月期第3四半期累計(18年6月-19年2月)は、売上高105億2200万円(前年同期比20.6%増)、営業利益33億9500万円(同13.3%増)と順調に推移した。
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▽トーセ <4728>
19年8月期上期の連結業績は、売上高17億9000万円(前年同期比5.2%減)、営業損益400万円の赤字(前年同期は9100万円の黒字)。売上高は従来予想を5000万円超過し、営業赤字は1億3200万円縮小した。主力の「デジタルエンタテインメント事業」において、一部の大型のスマートフォン向けゲームの開発案件に関し、顧客の要望により追加作業が発生したこと、および各プロジェクトにおける原価低減、販管費の削減などが主な要因。
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▽ラウンドワン <4680>
19年3月期3月度の既存店売上高は前年同月比5.4%増と、2月度の同2.7%増から更に改善が進んでいる。主力のアミューズメントが同10.0%増と好調が続き、前年に比べ土日祝日数が1日多かったことや、週末に雨の日が多かったことも押し上げに働いた。4月度に入っても前年度を上回っているという。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<5日の注目銘柄> =瑞光、レノバ、トーセなど
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2019-04-04 18:00