三光MFが小幅安、「東京チカラめし」68店舗の売却を発表

 三光マーケティングフーズ <2762> が小幅安。前場に一時6円安の891円まで売られたが、市場全体が軟調となるなかで、下げ幅は限定的だった。  同社は10日、展開する「東京チカラめし」88店舗のうち、68店舗(フランチャイズ除く)を非上場のマック社に売却すると発表した。68店舗を会社分割で新会社に継承、新会社の全株式を譲渡する形式となる。  「東京チカラめし」は米国産牛肉など主要食材の高騰や、コンビニなど業種を超えた競争激化などで不振が続き、店舗群の見直しや店舗再編を実施してきた。しかし、「居酒屋事業への資源集中が必要」との判断のもと、同事業を大幅縮小する方針に転換したという。  今14年6月期業績への影響は精査中としており、残りの20店舗については、引き続き業態再編も含めた見直しを実施していく。  三光MFは2月7日に今期予想を下方修正しており、営業損益は従来予想の4億円の黒字から24億円の赤字(前期は1億7900万円の赤字)に、純利益は2000万円の黒字から44億円の赤字(同7億8700万円の赤字)に引き下げている。(編集担当:片岡利文)
三光マーケティングフーズが小幅安。前場に一時6円安の891円まで売られたが、市場全体が軟調となるなかで、下げ幅は限定的だった。
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2014-04-11 11:30