ツインバードが急伸、今期営業益は前期の2倍超に拡大

 ツインバード工業 <6897> が11日午後1時に、前2月期業績と今期の業績予想を発表した。  今期予想は、売上高が134億円、営業利益は7億2000万円、純利益は3億2000万円を計画。決算期の変更により前期が変則11カ月決算であるため単純比較はできないが、営業利益は前期の2倍超に拡大、純利益も大幅増となっている。  東京支店での営業企画本部の新設により販売促進体制を強化するほか、中国ではFPSC(フリーピストン・スターリング・クーラー)事業の推進、原価低減などで収益性の向上を図るという。  同社の前期業績は、売上高が111億4400万円、営業利益が3億5400万円、純利益は2億2600万円となった。主力である家電量販チャネルなどの売上が前々期比で減少しており、利益面では円安により輸入仕入原価が上昇したが、為替ヘッジや原価低減活動が奏功し、営業利益は前々期の水準を上回っている。  ツインバードの11日の株価は、業績発表後に急騰。午後1時2分に33円高の245円を付けた。(編集担当:片岡利文)
ツインバード工業 が11日午後1時に、前2月期業績と今期の業績予想を発表した。
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2014-04-11 13:45