<22日の注目銘柄> =福井コンH、パスコ、NSWなど

▽福井コンピュータホールディングス <9790>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の110億8000万円から114億1400万円(前期比4.7%増)に、営業利益を37億1000万円から40億9600万円(同11.1%増)にそれぞれ引き上げている。経済産業省が実施したIT導入補助金制度による販売効果が見られる中、「建築CAD事業」では20年省エネ基準義務化に伴うビルダーの省エネ住宅対応に伴い、新規販売・既存販売とも堅調に推移。「測量土木CAD事業」は、国土交通省が推し進めるi-Construction関連商品の投入や業界の発展に向けた啓蒙と販売活動が奏功した。
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▽パスコ <9232>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の500億円から519億円(前期比1.6%増)に、営業利益を16億円から26億円(同26.8%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、固定資産税評価業務、上下水道台帳・林地台帳整備業務および防災・減災関連業務の受注が好調だったことが主な要因。利益面は増収効果に加え、国内公共部門の生産業務効率化が押し上げに働いた。
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▽日本システムウエア <9739>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の350億円から361億円(前期比7.8%増)に、営業利益を30億円から33億5000万円(同13.9%増)にそれぞれ引き上げている。企業のIT投資拡大を背景に、各業種向けシステム構築をはじめとするITソリューション事業の受注が想定以上に堅調に推移した。
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▽大日本住友製薬 <4506>
19年3月期の連結業績予想(IFRS)を修正。営業収益は従来の4670億円から4593億円(前期比1.6%減)に減額したが、コア営業利益を770億円から773億円(同14.7%減)に、親会社の所有者に帰属する当期利益を350億円から486億円(同9.1%減)にそれぞれ引き上げている。営業収益は、北米セグメントが軟調だったことが主な要因。コア営業利益は、コアベースの販管費、および研究開発費が減少見込となり、親会社の所有者に帰属する当期利益は、円安による為替差益の計上と、法人所得税の減少が押し上げに働く。
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▽セントラル総合開発 <3238>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の280億円から296億7000万円(前期比10.8%増)に、営業利益を10億円から13億2000万円(同18.5%増)にそれぞれ引き上げている。不動産販売事業において、分譲マンションの販売が好調で、経費も抑制できたことが主な要因。
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▽ディップ <2379>
上限30億円、200万株(自己株式を除く発行済株式数の3.50%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年4月22日-19年7月31日。資本効率の向上および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするとともに、1株当たりの株主価値を高め、株主への利益還元を充実させることが目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<22日の注目銘柄> =福井コンH、パスコ、NSWなど
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2019-04-19 17:45