日経平均は大幅反落、1万4000円を割り込む=長島和弘
■今日の動きから
4月11日の東京株式市場、日経平均株価は340円07銭安の1万3960円05銭と大幅反落で1万4000円を割り込みました。米国株大幅安に、ウクライナ情勢や消費増税による影響を見極めようと買い手がかりに乏しく売り優勢の展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は20、値下り銘柄数は202、変わらずは3。東証1部上場値上り205銘柄、値下り1523銘柄、変わらず75。全33業種中鉱業、電気・ガス業、石油石炭製品を除く30業種が値上り。TOPIXは6営業日続落。マザーズは7営業日続落。東証REITは反落となりました。
日経平均採用銘柄では、ファーストリテ <9983> が今期利益予想の下方修正を嫌気し、一時10%下落したほか、ソフトバンク <9984> が8000円を割り込むなど、日経寄与度の高い銘柄の下げが目立った。
東証1部市場では、ポケットC <8519> や良品計 <7453> など、今期大幅増益見通しの銘柄が値上り率上位に入るなどした。
全般は軟調展開となっているが、ポジティブな業績見通しや期待材料を発表した銘柄などを個別物色する動きが強まりそうだ。(執筆者:長島和弘)
日経平均採用銘柄では、ファーストリテが今期利益予想の下方修正を嫌気し、一時10%下落したほか、ソフトバンクが8000円を割り込むなど、日経寄与度の高い銘柄の下げが目立った。
2014-04-11 15:45