クロタニが今8月期見通しを減収減益予想に修正

 クロタニコーポレーション <3168> が11日引け後、今8月期の2月中間期業績を発表、通期予想を修正している。  中間期業績は、売上高が258億1100万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は5600万円(同94.5%減)、純利益は9800万円(同80.0%減)となり、従来予想から売上高が3億円超の未達、営業利益は3億5000万円以上の減額で着地している。  企業の設備投資が伸び、消費増税の駆け込み需要による住宅着工件数の増加などが好材料となったものの、電力会社の更新投資抑制、工場の海外移転による銅原材料発生の減少などで需給が悪化し、利ザヤが縮小したという。  また、今後も利ザヤの縮小は続くとの見通しから、通期予想についても減額修正。売上高を従来予想の510億7500万円から497億4000万円(前期比0.7%減)に引き下げ、営業利益は8億1000万円から1億3500万円(同82.9%減)に、純利益は4億1700万円から1億3200万円(同67.7%減)に減額し、増収増益から減収減益予想に転じている。  クロタニの11日の終値は、14円安の539円。(編集担当:片岡利文)
クロタニコーポレーションが11日引け後、今8月期の2月中間期業績を発表、通期予想を修正している。
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2014-04-11 15:45