<24日の注目銘柄> =KIHD、医学生物、日本新薬など

▽KIホールディングス <6747>
19年9月期上期の連結営業利益は45億5300万円(前年同期比28.2%増)で、従来予想の37億円および通期予想の44億円(前期比10.1%減)を超過。同時に、親会社の小糸製 <7276> による、完全子会社化を企図した株式の公開買付けに賛同したと発表。買付価格は1株に付き455円。
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▽医学生物学研究所 <4557>
19年3月期の連結業績は、売上高81億8200万円(前期比15.7%増)、営業利益4億8800万円(同4.0倍)で、営業利益は従来予想を8800万円超過した。当期に国内市場で発売・保険収載された体外診断用医薬品2品目が好調に推移したことが主な要因。続く20年3月期は売上高86億円(前期比5.1%増)、営業利益10億円(同2.0倍)を計画している。
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▽日本新薬 <4516>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1080億円から1140億円(前期比12.4%増)に、営業利益を185億円から200億円(同17.1%増)に引き上げている。売上高は、国内医薬品、導出自社創薬品ウプトラビの海外売上に伴うロイヤリティ収入などが寄与。利益面は、研究開発費が導入契約一時金の支払いなどにより想定を上回るが、増収効果で超過達成となる見込み。
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▽生化学工業 <4548>
19年3月期の連結営業利益予想を従来の4億円から9億5000万円(前期比33.1%減)に増額。売上高が従来予想を若干上回る中、研究開発費は想定をやや上回るものの、経費節減、販管費の減少が効いた。
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▽奥村組 <1833>
19年3月期の連結営業利益予想を従来の110億円から137億1000万円(前期比13.5%減)に増額。土木事業および建築事業の売上総利益率の改善に伴う売上総利益の増加が主な要因。
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▽クボタ <6326>
上限200億円、1600万株(自己株式を除く発行済株式数の1.3%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年4月24日-19年12月19日。株主還元策として1株当たりの価値を向上させていくことが目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<24日の注目銘柄> =KIHD、医学生物、日本新薬など
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2019-04-23 17:45