<26日の注目銘柄> =NRI、アミューズ、西川計測など

▽野村総合研究所 <4307>  19年6月30日を基準日として、1株につき3株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。19年3月期の連結業績は、売上高5012億4300万円(前期比6.3%増)、営業利益714億4200万円(同9.7%増)で、営業利益は従来予想を14億4200万円超過。20年3月期は、売上高5300億円(前期比5.7%増)、営業利益760億円(同6.4%増)を計画している。       ◆ ▽アミューズ <4301>  19年3月期の連結業績予想を上方修正。営業収入を従来の485億円から551億円(前期比16.5%減)に、営業利益を38億円から44億5000万円(同33.2%増)にそれぞれ引き上げている。営業収入は、当初予定よりも動員数が増えたことによるイベント収入の増加、グッズ収入の増加が主な要因。利益面は増収効果に加え、ファンクラブ収入等の好調により、予算を上回る見通し。       ◆ ▽西川計測 <7500>  19年6月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の315億円から330億円(前期比21.0%増)に、営業利益を15億円から20億円(同44.4%増)にそれぞれ引き上げている。ライフライン関連の堅調な推移に加え、半導体・通信・自動車関連企業における設備投資・研究開発投資が当初の想定を上回っていることが主な要因。19年6月期第3四半期累計(18年7月-19年3月)は、売上高272億9600万円(前期比24.4%増)、営業利益20億5500万円(同55.7%増)で、営業利益は修正後の通期予想を超過している。       ◆ ▽森永乳業 <2264>  19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の5820億円から5835億円(前期比1.5%減)に、営業利益を203億円から223億円(同2.8%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、主に子会社の好調によるもの。利益面は、原材料価格の上昇が計画を下回る見込みであること、および販売促進費をはじめとした各経費の効率化の取り組みが計画以上に進んでいることが押し上げに働く。       ◆ ▽平和不動産 <8803>  上限20億円、80万株(自己株式を除く発行済株式数の2.07%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年4月26日-19年10月31日。株主還元の強化、および資本効率向上が目的。19年3月期は連結売上高394億8000万円(前期比20.7%増)、営業利益93億3500万円(同1.0%減)で、20年3月期は売上高540億円(前期比36.8%増)、営業利益100億円(同7.1%増)を計画している。       ◆ ▽信越ポリマー <7970>  19年3月期の連結業績は、売上高854億4600万円(前期比7.7%増)、営業利益81億5300万円(同13.1%増)で、営業利益は従来予想を4億5300万円超過した。主力の「精密成形品事業」において、300ミリウエハー用および小口径ウエハー用の半導体関連容器が高水準な出荷を継続したことが主な要因。       ◆ ▽京セラ <6971>  19年3月期の連結営業利益(IFRS)は948億2300万円(前期比4.5%増)で、従来予想を188億2300万円超過。20年3月期は営業利益1400億円(前期比47.6%増)を計画している。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
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2019-04-25 17:45