2月期決算企業の決算集計速報PART2 強気の予想を発表した銘柄は=金山敏之
小売り企業を中心とした2月期決算企業の本決算発表も先週から徐々に本格化していますが、本日の日本経済新聞の朝刊では、消費増税後の買い控えが懸念されるなかでも、主要小売業の7割が今期(2015年2月期)に増収増益を見込むことがわかったと伝えています。10日にほぼ出そろった2月期決算の主要小売企業51社の合計では、今期は7%の増収、8%の増益の見通しで7割に当たる36社が増収増益を見込んでいるとのことです。
こうしたなか今回は前回に続いて、東証1部上場企業を対象に8日から昨日までの3日間に決算を発表した40社余りの決算を集計してみました。今期の予想に焦点を当ててみてみると、8日と9日の2日間は会社予想がコンセンサス予想を下回る弱気の予想ばかりでしたが、昨日は一転して強気の予想が目立ち、会社予想がコンセンサス予想を上回った良品計画 <7453> やチヨダ <8185> 、ユニーグループ・ホールディングス <8270> などでは株価が大きく上昇しました。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は前回に続いて、東証1部上場企業を対象に8日から昨日までの3日間に決算を発表した40社余りの決算を集計してみました。
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2014-04-11 17:15