<10日の注目銘柄> =昭和産、Dガレージ、タカミヤなど

▽昭和産業 <2004>
19年3月期の連結業績は、売上高2559億500万円(前期比9.8%増)、営業利益84億4300万円(同28.8%増)。「製粉事業」が営業利益30億900万円(同26.6%増)と順調に推移する中、家庭用にオリーブオイルが大きく伸長した「油脂食品事業」が営業利益を41億9500万円(同91.9%増)に伸ばして全体をけん引。営業利益は従来予想を5億4300万円超過した。続く20年3月期は売上高2610億円(前期比2.0%増)、営業利益88億円(同4.2%増)を計画している。
同時に、上限15億円、65万株(自己株式を除く発行済株式数の2.06%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年5月10日-20年3月31日。株主還元および資本効率の向上が目的。
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▽デジタルガレージ <4819>
19年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正。収益を従来の335億円から356億円(前期比39.6%増)に、税引前利益を90億円から134億円(同60.0%増)にそれぞれ引き上げている。ファイナンシャルテクノロジー事業において、主力のEC決済に加え、対面決済をはじめとした非EC決済の成長が業績をけん引したほか、持分法適用関連会社のカカクコム <2371> の収益貢献を中心にロングタームインキュベーション事業が順調に推移した。
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▽タカミヤ <2445>
19年3月期の連結業績は、売上高421億8200万円(前期比16.8%増)、営業利益27億1300万円(同60.5%増)。階高が従来足場の170センチメートルに対し190センチメートルと高く、安全靴、ヘルメットを着用しても腰をかがめることなく作業や通行が可能な独自の次世代足場「Iqシステム」が本格拡大する中、「販売事業」が営業利益16億7000万円(同40.1%増)、「レンタル事業」が営業利益24億6400万円(同44.5%増)と、ともに好調に推移。連結営業利益は従来予想を2億1300万円超過した。続く20年3月期は売上高447億円(前期比6.0%増)、営業利益32億円(同17.9%増)を計画している。
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▽ソラスト <6197>
19年3月期の連結業績は、売上高842億5100万円(前期比13.3%増)、営業利益50億3000万円(同20.1%増)で、営業利益は従来予想を2億8700万円超過。続く20年3月期は売上高953億円(前期比13.1%増)、営業利益57億円(同13.3%増)を計画。
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▽東邦亜鉛 <5707>
19年3月期の連結営業損益は7億6200万円の黒字(前期比94.2%減)で、従来予想に比べ13億6200万円改善。20年3月期は営業利益46億円(前期比6.0倍)を計画。
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▽岡本工作機械製作所 <6125>
19年3月期の連結営業利益予想を従来の26億円から39億2000万円(前期比94.3%増)に増額。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<10日の注目銘柄> =昭和産、Dガレージ、タカミヤなど
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2019-05-09 18:00