<13日の注目銘柄> =コムシスHD、大同信、大阪ソーダなど

▽コムシスホールディングス <1721>
19年3月期の連結業績は、売上高4817億8300万円(前期比26.8%増)、営業利益352億6700万円(同16.2%増)で、営業利益は従来予想を12億6700万円超過。続く20年3月期は、売上高5400億円(前期比12.1%増)、営業利益380億円(同7.7%増)を計画。同時に、上限50億円、200万株(自己株式を除く発行済株式数の1.55%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年5月13日-20年3月31日。株主への利益還元と、企業環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることが目的。
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▽大同信号 <6743>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の225億円から248億円(前期比16.6%増)に、営業利益を16億円から22億円(同70.0%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、期を通してフィールド製品が好調に推移する中、期末にシステム製品が伸長したことがその要因。利益面は増収効果に加え、グループ各社の生産管理体制の見直しや品質管理体制の強化が奏功した。
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▽大阪ソーダ <4046>
19年3月期の連結業績は、売上高1078億7400万円(前期比6.6%増)、営業利益94億8800万円(同29.7%増)。「機能化学品」は増収・減益だったが、「基礎化学品」が、クロール・アルカリの国内需要の堅調な推移、かせいソーダ等の価格改定の実施、エピクロルヒドリンの国内向けの順調な推移、海外向け販売価格の上昇などにより、営業利益を51億2400万円(同2.3倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を9億8800万円超過した。続く20年3月期は売上高1050億円(前期比2.7%減)、営業利益96億円(同1.2%増)を計画している。
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▽淺沼組 <1852>
19年3月期の連結業績は、売上高1357億1300万円(前期比5.4%減)、営業利益57億円(同28.3%減)で、営業利益は従来予想を8億円超過した。工事進捗の堅調な推移と工事採算の改善がその要因。続く20年3月期は売上高1347億円(前期比0.7%減)、営業利益62億7000万円(同10.0%増)を計画している。
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▽クボタ <6326>
19年12月期第1四半期(19年1-3月)の連結営業利益は528億8100万円(前年同期比20.5%増)で、上期予想(同0.9%増の1020億円)に対する進ちょく率は51.8%。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<13日の注目銘柄> =コムシスHD、大同信、大阪ソーダなど
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2019-05-10 18:15