<17日の注目銘柄> =住友不、ミュチュアル、うかいなど

▽住友不動産 <8830>
19年3月期の連結業績は、売上高1兆132億2900万円(前期比6.8%増)、営業利益2204億1900万円(同7.2%増)。新築そっくりさん、注文住宅の貢献で「完成工事」が営業利益204億700万円(同26.7%増)と好調に推移する中、主力の「不動産賃貸」が、「住友不動産大崎ガーデンタワー」など前期に竣工した通期稼働ビルの貢献、既存ビルの空室率改善と賃料上昇などにより、営業利益を1499億3200万円(同7.6%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を74億1900万円超過した。続く20年3月期は、売上高1兆200億円(前期比0.7%増)、営業利益2340億円(同6.2%増)を計画している。
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▽ミューチュアル <2773>
19年3月期は連結売上高110億6600万円(前期比32.5%増)、営業利益10億500万円(同2.7倍)と、15日引け後に上方修正した通り。売上高は、一部海外製薬メーカー向け大口案件が翌期にずれ込んだものの、その他の大口案件が概ね計画通り検収でき、化粧品メーカー向けの売上も想定以上に伸長。利益面は、増収効果に加え、原価低減努力により売上高総利益率が計画を上回った。続く20年3月期は、19年3月期末の受注残高が74億4900万円(前期末比5.5%増)に増大していることを踏まえ、売上高114億2000万円(前期比3.2%増)、営業利益11億4600万円(同14.0%増)を計画している。
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▽うかい <7621>
19年3月期の単体業績は、売上高139億1200万円(前期比5.1%増)、営業利益2億2800万円(同35.6%減)。増収・減益ではあるが、来客数が想定を上回った一方、人件費が想定を下回ったことで営業利益は従来予想を6500万円超過した。続く20年3月期は、売上高142億300万円(前期比2.1%増)、営業利益2億8000万円(同22.7%増)を計画している。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<17日の注目銘柄> =住友不、ミュチュアル、うかいなど
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2019-05-16 17:45