<4日の注目銘柄> =ゼネパッカー、インスペック、ワークマンなど

▽ゼネラルパッカー <6267>  19年7月期第3四半期累計(18年8月-19年4月)の連結業績は、売上高55億9100万円(前年同期比19.5%増)、営業利益5億4400万円(同3.6倍)。海外市場における給袋自動包装機の増加、国内市場における製袋自動包装機の伸長、および売上総利益率の改善で「包装機械」が営業利益4億8600万円(同2.6倍)と好調に推移する中、「生産機械」の営業損益は、大型プラント案件の増加で5700万円の黒字(前年同期は3400万円の赤字)に浮上。連結営業利益の通期予想(前期比60.2%増の5億9600万円)に対する進ちょく率は91.3%に達している。      ◆ ▽インスペック <6656>  19年4月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の29億1000万円から28億4700万円(前期比48.3%増)に減額したが、営業損益を2億6000万円の黒字から3億1100万円の黒字(前期は2億5600万円の赤字)に引き上げている。売上高は、主力製品の一つであるロールtoロール型検査装置を中心に受注は好調に推移していたが、一部案件の検収が翌期にずれ込んだことが要因。一方、利益面は原価改善および経費削減が押し上げに働いた。      ◆ ▽ワークマン <7564>  20年3月期5月度の売上高は、既存店が前年同月比31.6%増で、全店は同36.1%増。全国的に平均気温が高く、4D冷感カーゴパンツなどの夏物衣料やクールスリーブなどの防暑小物が好調に推移したほか、ゴールデンウィーク後半より降雨日が少なく、アウトドアレジャーやスポーツ向け商品のストレッチクライミングパンツやコンプレッションが活発に動いた。      ◆ ▽カシオ計算機 <6952>  上限50億円、400万株(自己株式を除く発行済株式数の1.62%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年6月4日-19年7月4日。株主還元の拡充、ならびに資本効率の向上を図ることが目的。      ◆ ▽伊藤園 <2593>  上限20億円、38万株(自己株式を除く発行済株式数の0.43%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年6月6-28日。機動的な資本政策の遂行が目的。      ◆ ▽日本創発グループ <7814>  上限1億円、10万株(自己株式を除く発行済株式数の0.80%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年6月5日-19年8月30日。資本効率の向上を実現するとともに、将来の株式交換など機動的な資本戦略に備えることが目的。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いしSます。(イメージ写真提供:123RF)
 <4日の注目銘柄> =ゼネパッカー、インスペック、ワークマンなど
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2019-06-03 17:15