<10日の注目銘柄> =カナモト、ミロク、アイルなど

▽カナモト <9678>  19年10月期第2四半期累計(18年11月-19年4月)の連結業績は、売上高918億5600万円(前年同期比7.6%増)、営業利益112億6600万円(同2.5%増)。東北の復興需要は減少傾向にあるが、東京五輪関連のインフラ整備や再開発事業など、大型プロジェクトが計画されている大都市圏や、北海道、九州、西日本の災害復旧・復興工事も本格化する中、中古建機販売の増加もあり、主力の「建設関連」が営業利益を105億5000万円(同1.9%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を1億6600万円超過し、第2四半期(2-4月)に限ると73億5300万円(同30.7%増)と、大幅な増益を達成している。      ◆ ▽ミロク <7983>  19年10月期第2四半期累計(18年11月-19年4月)の連結業績は、売上高75億6900万円(前年同期比12.9%増)、営業利益6億9700万円(同14.7%増)。売上高は概ね計画線だったが、「猟銃事業」における米国市場を中心とした高付加価値製品の安定した推移、「工作機械事業」における機械部門での高価格製品の販売などにより、営業利益は従来予想を1億8700万円超過した。これを踏まえつつ、会社側は通期予想について、売上高を従来の144億円から150億円(前期比11.0%増)に、営業利益を8億6000万円から9億5000万円(同0.5%減)にそれぞれ引き上げている。      ◆ ▽アイル <3854>  19年7月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の102億円から105億円(前期比11.6%増)に、営業利益を7億1000万円から9億2500万円(同75.9%増)にそれぞれ引き上げている。第2四半期(18年11月-19年1月)まで売上高の進捗が遅れていたが、第3四半期(2-4月)以降売上高は堅調に推移し、販管費も計画を下回る見込みとなった。      ◆ ▽ソフトマックス <3671>  19年6月30日を基準日として、1株につき3株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上および投資家層の拡大を図ることが目的。      ◆ ▽ニッコンホールディングス <9072>  上限10億円、38万5000株(自己株式を除く発行済株式数の0.58%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年6月10日-19年8月30日を予定。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることが目的。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いしSます。(イメージ写真提供:123RF)
 <10日の注目銘柄> =カナモト、ミロク、アイルなど
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2019-06-07 18:15