資生堂は26週線キープ、新春相場に期待できる展開

  資生堂 <4911> は、前週、1596円まで下げたが、引けでは1643円と26週線をキープした。押し目買いの好機とみられる。例年、秋から春に向けて活躍する習性もある。   2013年3月期に営業利益は260億4500万円まで、2010年3月期の503億5000万円から大きく落ち込んだ。中国での反日の高まりが響いた。しかし、米州およびアジア地域での好調から今3月期は9.2%増収、営業利益53.6%増益と急回復する。中国での在庫調整も進んでいる。   予想1株利益37.6円でPERは43倍台とマーケット平均の16.1倍より高いが、これは世界の資生堂としての将来性を評価しているものといえる。再び2010年当時の1株利益90円台への期待が込められている。   高値は9月の1796円、12月3日にも1793円と買われ、今のところ1800円手前が上値の壁となっている。フシ突破は、新指数「JPX日経400」採用を背景に新年相場ということとなりそうだが、年内にはフシ近辺まで戻して新春相場につなぐ展開とみられる。26週線近辺は狙い場といえるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
資生堂は、前週、1596円まで下げたが、引けでは1643円と26週線をキープした。押し目買いの好機とみられる。例年、秋から春に向けて活躍する習性もある。
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2013-12-23 13:15