【香港IPO】日本旅行で成長する途屹控股の初値は公募化価格を22%下回った

日本旅行に強みのある旅行会社の途屹控股(01701)が28日、香港メインボードに上場した。公募価格0.52香港ドルに対し、初値は0.405香港ドル。公募価格を22.11%下回った。
同社は、中国の東部地域で日本旅行など海外パッケージツアーを提供する大手旅行会社。2018年度は、中国東部地域の日本への観光旅行市場の1.2%のシェアを占め、第5位にランクされる。
安徽省、福建省、江蘇省、江西省、山東省、浙江省、上海を指す中国東部からの観光客は、中国の他のすべての地域の中で日本を旅行する最大のグループ。中国東部からの訪日観光客数は、2014年から2018年の間に年率平均32.4%で急成長し、2014年の約70万人から2018年には約230万人に増加した。さらに、2020年の東京オリンピックの開催と、それに伴うインフラ整備によって、2023年までに約520万人に達すると予測されている。
2018年12月期の売上高は2.05億人民元(前期比21.43%増)、税前利益は1077万人民元(同63.69%減)。(イメージ写真提供:123RF)
途屹控股(01701)が28日、香港メインボードに上場した。公募価格0.52香港ドルに対し、初値は0.405香港ドル。公募価格を22.11%下回った。(イメージ写真提供:123RF)
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2019-06-28 10:30