生き残る道はもうこれしかない・・・中国の電子機器業界が「独自の新製品開発」に意欲=中国メディア

中国メディア・新華網は13日、中国の消費者向け電子機器業界において「アップルやサムスンのすねをかじる時代」は終わりを告げ、積極的に独自の新製品を開発しなければ生きていけない状況になりつつあると報じた。
記事は、アップルやサムスンの携帯電話ケースを生産する企業の関係者が「2年前には約20%もあった利益率が年々下降傾向をたどっているだけでなく、今では発注数も明らかに減少している」と語ったことを紹介。過当競争によって周辺製品の利益が減少したとした。
一方、香港で開催中の電子製品展示会において初めて設置された「ポータブル、ワイヤレス製品」ブースへの出展が相次いだことを伝えた。また、「ポータブル製品」技術の開発に多くの国内企業が乗り出すなど、「市場ニーズに対する企業の敏感性、イノベーションへの意識が強くなっている」とする展示会責任者のコメントを紹介した。
さらに、「イノベーションへのプレッシャーがいつになく高まっている」、「イノベーションがなければ活路は見いだせない」などといった企業側の声も紹介。新製品や新技術開発に対する意識が積極的な方向に変化していることを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・新華網は13日、中国の消費者向け電子機器業界において「アップルやサムスンのすねをかじる時代」は終わりを告げ、積極的に独自の新製品を開発しなければ生きていけない状況になりつつあると報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-04-14 11:15