<4日の注目銘柄> =アスクル、TSIHD、アクトコールなど

▽アスクル <2678>  19年5月期は、売上高3874億7000万円(前期比7.5%増)、営業利益45億2000万円(同7.8%増)と、ほぼ6月27日に下方修正した通りの数値で着地。一方、20年5月期は、売上高4040億円(前期比4.3%増)、営業利益88億円(同94.7%増)を計画。BtoB事業、BtoC事業ともに増収を見込むが、同社サービス以外の他社の荷物を配送する外販の獲得を推進して取扱荷物の総量を増やし、自社配送網の配送密度を高めて配送コストを削減することにより、大幅増益を目指す。       ◆ ▽TSIホールディングス <3608>  20年2月期第1四半期(19年3-5月)の連結業績は、売上高428億7000万円(前年同期比9.4%増)、営業利益19億1300万円(同72.1%増)。マーケットにおける節約志向は依然として続き、個性が際立ち、価格競争に巻き込まれない市場価値の高いブランド運営が求められているなか、基幹ブランドの「ナノ・ユニバース」、ゴルフブランドの「パーリーゲイツ」、レディースブランドの「エヌ ナチュラルビューティーベーシック」などが特色を活かした商品を展開したことにより収益力の拡大が進んだ。会社側は上期(19年3-8月)の営業損益予想6億円の赤字(前年同期は1億8600万円の赤字)を据え置いたが、第2四半期(6-8月)の営業損益は計算上25億1300万円の赤字(同12億9700万円の赤字)となり保守的な印象。       ◆ ▽アクトコール <6064>  19年11月期上期(18年12月-19年5月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の19億5000万円から22億500万円(前年同期比4.5%増)に、営業利を2億1000万円から4億1000万円(前年同期は1000万円)にそれぞれ引き上げている。「住生活関連総合アウトソーシング事業」、「決済ソリューション事業」、「不動産総合ソリューション事業」の3事業ともに、売上高は想定を上回ったが、特に「生活関連総合アウトソーシング事業」における、緊急駆けつけサービス累計会員数は予想を上回り、また、コールセンターサービスの受託件数が拡大した。       ◆ ▽イーサポートリンク <2493>  19年11月期上期(18年12月-19年5月)の連結営業利益予想を5900万円から1億6600万円(前年同期は2900万円)に増額。       ◆ ▽イメージ ワン <2667>  19年9月期の単体純損益予想を2億1500万円の赤字から4億3700万円の黒字(前期は800万円の黒字)に修正。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いしSます。(イメージ写真提供:123RF)
 <4日の注目銘柄> =アスクル、TSIHD、アクトコールなど
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2019-07-03 18:15