東海理化が特損計上で売り先行、その後は盛り返す

 東海理化 <6995> が寄り付き直後に42円安(2.4%安)の1724円まで売られたが、その後は下げ幅を縮小。前週末の終値付近でもみ合っている。  同社は11日引け後、特別損失の発生について発表。過去に製造した製品に不具合があり、納品先企業でリコールを行うことになったため、製品保証引当金繰入額として55億円を特別損失に計上するという。  前14年3月期業績への影響は現在精査中としており、確定次第開示する。  同社は1月末に前期業績予想を上方修正しており、売上高は4300億円から4350億円(前々期比17.0%増)に、営業利益は285億円から300億円(同29.1%増)に、純利益は170億円から175億円(前々期の3.4倍)に引き上げていた。(編集担当:片岡利文)
東海理化が寄り付き直後に42円安(2.4%安)の1724円まで売られたが、その後は下げ幅を縮小。
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2014-04-14 11:30