ツガミが前3月期の利益予想を大幅減額

 ツガミ <6101> が14日前引け後、前14年3月期の業績予想を下方修正した。  通期の売上高を従来予想の380億円から322億3000万円(前々期比40.0%減)に減額。営業利益は36億円から12億円(同85.8%減)に、純利益は18億5000万円から3億5000万円(同91.7%減)に大きく引き下げている。  第3四半期以降に主要マーケットの市況回復を想定していたものの、売上計上時期が今期以降となったほか、利益面では為替の円安進行による原価高も影響したという。また、中国現地法人の上場準備のための株式移転において、納税負担額が為替の影響で予想より増加したことが純利益の減額につながった。   また、ツガミは同時に自社株買いも発表。上限で発行済株式総数の2.07%にあたる150万株を取得する。取得総額は上限9億円、取得期間は4月14日から10月10日までとなる。  ツガミの前場の終値は、3円安の582円。(編集担当:片岡利文)
ツガミが14日前引け後、前14年3月期の業績予想を下方修正した。
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2014-04-14 12:15